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黒田日銀総裁辞任へ

日本銀行の黒田東彦総裁は、マイナス金利などの金融政策で
日本の株式、金融機能を混乱させた責任をとり辞任する方向
であることがわかった。
後任にはバブル時代を謳歌した歌う不動産王、千昌夫氏、
ライブドア事件で一世を風靡し今も若者中心に多くの支持を
集めるホリエモンこと 堀江貴文氏の名前が上がっている。

黒田総裁は就任以来2パーセントの物価上昇にこだわり
黒田バズーカと呼ばれる大規模な国債購入による金融市場への
通貨供給を続けてきたが、今年に入ってからの原油安、中国経済
失速懸念、EUの混乱などの複合的マイナス要因によりインフレ
政策の効果を出すことができず、逆に日本の金融財政政策の
選択肢を狭める結果を招いていた。

1月末に表明したマイナス金利政策 (実際には金利という
概念でなく手数料)は日銀内部や安倍内閣のあいだからも
疑問の声が上がっていた。
通貨供給の増大にのみ政策を集中させたものの、これ以上金利
を低下させたところで、借り手は財務に問題を抱える企業や
無理な設備投資を計画する企業ばかりであり、優良な企業や
個人はそもそも借入する必要性が少なく、実際の市場実態と
政策のかい離がかねてより指摘されていた。
また、金融機関に対する打撃が大きく、メガバンク首脳の
間からも、どこに向かってバズーカを撃っているのかという
悲鳴が上がっていた。  (爺通信)





by minamihorie | 2016-02-09 17:12 | 日本的社会主義社会  

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