陽関

昔々高校生の時に漢文で勉強した漢詩を覚えています
国語の教師が朗々と読み上げておられました。

渭城朝雨潤輕塵
客舎青青柳色新
勧君更盡一杯酒
西出陽關無故人

王維
元二の安西に使するを送る

西安から西域の安西(今の敦煌の東あたりか)へ
役人として赴任する元さんの二男を見送るときに
読まれた詩
島流しみたいに遠い遠いところへ赴任する元二よ
陽関を過ぎたらもう知り合いも誰もおらんのだよ
もう一杯酒飲んでいけよ  という情景が浮かびます
陽関や玉門関にあこがれる日本人は多いと思う。(とくに70歳以上)
そこがシルクロードの出発点でそこからイランやトルコまで
物品が運ばれ、また逆のルートで中国へ持ち込まれた。
今の出入国管理事務所であり、税関に当たるのが陽関、
といっても興味のない人にはただの土くれの塊にすぎません。
こんなところでバシバシ写真撮っていることが信じられないかも。
しかし、ああ、ロマンを解さなくなった日本人は値打ちないね。

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360度なにもない所
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by minamihorie | 2015-09-29 22:14 | 学習中文 | Comments(4)  

Commented by wenniao at 2015-10-05 09:42
この漢詩知りませんでした。
確かになにも歴史を知らず説明がなかったら
ただの荒野ですねぇ。
昨年トルコへ行った時にシルクロードについて
改めて考えさせられました。
あの道がこの道に通じていると思うと、ロマンですね(^.^)
「シルク」という映画ご覧になったことありますか?
欧米の商人が上質の繭を求めてシルクロードを永遠と
命かけてわたってくる話です。
今思うと気が遠くなる旅ですね・・・
Commented by minamihorie at 2015-10-06 09:38
wenniaoさんへ
「シルク」という映画は見ていませんが
今回の旅行でシルクロードにはまりました。
鑑賞します。
沢木耕太郎さんの「絹の道」という作品も読みました。
バスと乗り合いタクシーでカシュガルまで
旅する話ですが、それが仕事とはいえ、凄いです
その中に、トルファンのホテルで、ツアーの日本人団体
に出会った話がありますが、高齢者ばかりで、世界各地の
ほかの観光地にはいきつくした人たちなので
旅慣れていて物静かな印象を書いています。
おっさんは、中国以外の外国にまともに旅行したことがなく
がさつで、ちょろちょろしているので反省しています。
Commented by wenniao at 2015-10-07 14:11
私も昨年のトルコ旅行で御一緒の方たちは皆ご年配で世界いきつくした感のある方ばかり。ホテルについてもすぐに外に出かけたがるひよっこの私たち夫婦でしたが、他の皆さんはホテルのバーやレストランでくつろいでました。
いろんな意味で旅は勉強になりますね~(^.^)
Commented by minamihorie at 2015-10-07 17:57
wenniaoさん
65歳以上でも、顧問とか相談役とか給料もらっていて
なおかつ年金もらっている人が多いから世の中マスコミのさわぐ
老後破産のひとばかりではありません。
お金持っている高齢者もなんぼでもいてる。
詐欺にやられる人は何千万とか、騙されてる。
時間もたっぷりあるし

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