西域の旅 新疆ウイグルという地域

平成21年7月24日付の産経新聞正論は、国際教養大学の創設者である
故中嶋嶺雄先生の執筆であった。
中嶋先生の記事は
「新疆ウイグルでの抑圧と限界」 というタイトルであった。
いわく新疆の
という字は、左側は弓の中に土が入っている。
意味することは、弓を引いて獣を追いかける遊牧民の土地である。
その土地を線を引いて区切り、田を作り、また線を引いて田を作る
つまり、土地を境界を作って囲い込んでしまった屯田兵の姿が
この文字の由来なのだと。
線を引いて土地を囲い込んだのは漢民族である。
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おっさんが買ってきた干しブドウには、1954という数字が印刷されている
これは、人民解放軍が、ウイグル族の土地に侵攻し、制圧した年号と思われる。
すなわち、この干しブドウは、開拓屯田兵に由来する農産品なのである。
ちなみに裏面の印刷は

精选新疆生产建设兵团农场优质干果

公元1954 天狼星下 300万人众兵团 铸剑为犁 屯垦戍边 艰苦创业
历数半个世纪的沧桑 三代好儿女 苦乐年华与天山同证 荒原巨变
大漠化为万顷良田 茫茫瀚海偏通打通 と続いている

1954年に 精鋭300万人の兵団は、剣を犂にもちかえて
辺境を開拓し、苦労して作り上げた。
半世紀の世の中の変転を経て、三代にわたり、苦労の年月は天山山脈が
証明してくれる。 荒野は大きく変わり、砂漠は広い田畑に代わり
荒野の中で、畔道は大きな道となり、  等々

ここには300万人の人民解放軍が、ウイグルの遊牧地を開墾して
進駐していったのだと正直に書いてある。

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建設兵団の葡萄はうまかった

次の敦煌特選の干葡萄は、袋にISO9001などと
印刷されていて、中身は300グラムと表示されているが
実際は150グラムしかなかった。
現地のガイドから勧められた商品であったので、油断しました。
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by minamihorie | 2015-09-21 22:46 | 学習中文 | Comments(2)  

Commented by wenniao at 2015-09-23 11:02
なるほどですね!新疆、そういう漢字の由来を聞くとさすが中国だと思います。干しブドウ有名ですよね!そんなにブドウ棚があるのかと不思議なんですけど・・・。
開拓団の干しブドウは粒が大きそうですね。
しかし、グラム数が半分だなんて、まだまだ安心できませんねぇ(笑)
Commented by minamihorie at 2015-09-23 13:19
wenniaoさん、天山山脈の雪解け水が地下にしみこみ、地下水の水脈が地表付近にあるところは、オアシス、オアシスのある一帯は、葡萄畑が見渡す限り広がっています。あとは綿畑、瓜畑です。土地の漢民族は裕福な感じで、われわれの昼食より豪華な食事で昼からワイン飲んでました。

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