中国は崩壊しない

野村 旗守・陳 惠運 さんの共著
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一気に読んでしまいました。
おっさんが現代中国の共産党体制対して抱いていたおもいが
まさにここに詰まっています。

中国人は各時代を通じて王朝に支配される歴史が長すぎたため。
中国共産党という王朝に逆らおうとはしない。

そして民衆いは、直接接していて、自分たちを苦しめる役人や
腐敗した幹部には怒りの声をあげるが
共産党の中枢部は誤りはないと信じている (信じさせられている)

北京には地方から、直訴しにくる農民たちが集まる地域があるそうだが
共産党中枢に訴えれば、解決してくれると信じているから、
わざわざやってくるのである。
ちょうど、水戸黄門を待ち望む封建制下化の日本人と同じ心理。
人々は、徳川幕府に逆らう気はなく、悪いのは悪代官や、それと結託した
商人たちである。

紙幣に毛沢東の肖像画が一貫してつかわれ、天安門には
毛沢東の肖像画が掛けられている。
毛沢東は、大躍進政策や、文化大革命で国を混乱に陥れ
人民に塗炭の苦しみを与えたが、そのことはスルーして
怒りの矛先は共産党中枢部へは向かわない。

共産党は長い中国の歴史から、人民を支配するには
どうすればよいかを学んでいる。
中華人民共和国は進化した封建王朝である。
簡単には崩壊しない。

そのようなことがわかりやすい例で描かれている。
一読の価値あります。



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by minamihorie | 2013-02-02 20:20 | 学習中文 | Comments(0)  

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