満州国の残影 

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人民大街に面して建つ、旧関東軍司令部は現在吉林省の
共産党委員会がそのままつこうている。
共産党の施設だけに撮影すること自体難しい雰囲気、
それにしても、日本のお城そのままとは、
当時の日本の軍人の  「いけいけドンドン」  的な空気を
よくあらわしているのではないやろか


長春市内には、 満州国が存在していた当時に建設された
建築物が今でも政府関係省庁や吉林大学の医学部、附属病院
として現役で使用されている。
これらのうち、関東軍司令部だった建物は、日本のお城そのもので
なんでまたこんなに日本を意識して作ったのか疑問を感じる。

満州国は五族共和をスローガンにして、廃帝となったラストエンペラー
溥儀を傀儡などといわれても、曲がりなりにもトップに据えた。
本来、日本がヌッと表に出ることは避けるべきであった。

泣く子も黙る関東軍の本部がこんな日本を全面的にだした建築物に
どっかと腰をおろしていたのでは、満州国は、「日本の傀儡政権です」 
と言っているに等しい。
本当にセンスのなさを露呈している。

また次に立派なんのは、軍事部の建物で、北朝鮮や
中国共産党の独裁とおんなじようなことを80年前の日本人は
やっていたわけである。
この官庁街を計画した人たちは、確かに壮大な満州の首都計画を
描いていたようであるが、おしいのは現地化を怠ったことだと思います。



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いわゆる国防省、  当時は軍事部、治安部の役割をしていた
現在は病院で、入ったすぐのところに、感染症科 という看板があったので
早々に退散した



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当時の自治省、内務省的な役割をしていた、国務院跡
日本の国会議事堂のデザインを取り入れている。
現在は大学医学部
当日すでに大学が夏休みに入っていて、学生に
まぎれて内部に入ることができんかった。
正面にはカナダ人の医者、ベチューンの銅像が立つ
彼は共産主義に賛同し中国共産党に投じ、衛生兵として活動していたが
敗血症にかかって、1939年中国で没した。

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こちらは、旧司法部 (法務省) 跡
他の建物とはちょっと違い、現在見ても斬新なデザインやな という感想
配色もきれいや。  法務省らしい、アカデミックな雰囲気

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最後は関東軍司令官邸宅だった建物
現在は国営ホテルの松苑賓館のレストランとなっていて
料理の匂いが漂っている。
新館でコーヒーを飲んだが、値段の割にサービスが悪く
領収書をくれと言うと、「ない」 と言われてしまった。



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by minamihorie | 2012-07-21 22:49 | 学習中文 | Comments(0)  

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