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検察審査会の闇

世の中には、おっさんの頭で理解できないことが多いが、それにしても
本当にまったく理解できないことがある。
小沢一郎 衆議院議員を、検察審査会なる、会が、起訴すべきと判断した
ことである。
大阪地検の問題で、今は権威ガタ落ちとはいえ、日本の最高捜査機関が
2度も不起訴とした案件を、 わずか30歳前後の若者が、何を思って
起訴相当と判断したのか。  審査員は、11人ということになっているが
中身がわからないだけに、本当に11人の人が自分たちだけの判断で
結論を出したのかも疑問である。   要は、身元不明の若者たちが
被告欠席裁判で、あいつは、犯罪を犯しているはずだから、起訴しろというのだ。

これはもう、でたらめな話ではないか。  紅衛兵のつるしあげみたいなもんや。
小沢さんも気の毒である。  文句を言おうにも、相手がだれかわからんし
極端にいえば、相手が実在するのかも疑問な組織に、訴えられたのだから。

繰り返すが、検察が、何度も家宅捜査し、書類を押収し、秘書の国会議員を
逮捕してまで立件したかった案件ながら、結局、贈収賄、裏金の証拠が
出てこなかったので、 虚偽記載という、犯罪でもなんでもない、いわば、
鼻くそみたいな嫌疑で、自分たちのメンツを立てるだけのために無理やり
立件しようとしたのである。
そして、それもできなかった事案なのである。

どうやって裁判するんやろ。
みなさん、これは怖いですよ、気に入らん人間を、検察審査会という
闇の組織で、抹殺できるんやから。 
今話題の人権擁護法案なんかもこんな感じになるんですよ、みなさん。
あいつは、人権侵害していると、訴えられたら、検察みたいな組織で
お前やったやろ、白状したら楽になるでと、追いつめられるんですよ。

先月の14日に結論がでているのを。3週間も伏せていたのも変や。

紅衛兵にあこがれた、仙石官房長官、思ったことは、相手の立場も考えず
発言してしまう、枝野国会対策副委員長、などの、弁護士資格を持つ
ゾンビーたちが、司法試験に合格できなかった小沢さんを、いじめている
という構図ではないかと、想像するおっさんです。

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by minamihorie | 2010-10-07 21:44 | 日本的社会主義社会  

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